2016年2月29日月曜日

ヤブツバキ

和名:ヤブツバキ

学名:Camellia japonica L.

科名:ツバキ科(新エングラー、APGⅢ)

観賞期:冬~春(2~4月)

園内植栽場所:秋のゾーンなど(H-3,H-4,I-4など)、

日本の広い範囲に分布する常緑高木。花は紅色の一重で杯状に咲く。
草木染の触媒に枝葉を燃やした灰をつかったり、種子から油を搾ったり、観賞以外にもいろいろと生活に密着した植物である。

<担当者雑感>
 落葉樹の陰に植栽している株より、夏の直射日光が当たる株の方が花数が多く、樹勢も良い印象。
 園に植栽されている株の樹高は3m程度でおさまっているので特に剪定や施肥は行っていない。
 花にはメジロなどの野鳥が花の蜜をなめに来ており、写真などの良い被写体になると思う。

ヤブツバキの花

ヤブツバキの花

ヤブツバキの花
ヤブツバキ(H-3,H-4,I-4など)

カタクリ

和名:カタクリ

学名:Erythronium japonicum Decne.

科名:ユリ科(新エングラー、APGⅢ)

観賞期:春(3月)

園内植栽場所:秋のゾーン(H-2)

古名はカタカゴといい、花が傾いた籠状に見えることからといわれている。
昔はこの球根から片栗粉をとっていた。
種子にはエライオソームとよばれる脂肪酸を多く含む付属体がついている。エライオソームはアリに種子を運んでもらうためのエサのような役目がある。また、カタクリのエライオソームはアリのフェロモンに似た化学成分があり、アリは種子を幼虫やさなぎと勘違いをしている可能性もある。

<担当者雑感>
 当園では10年ほど前にアカマツの株元に植栽し、毎年2月下旬に芽を出し、3月中下旬に開花している。2015年11月に園路に近い落葉樹の下に新たに植栽した。
 葉がある間 液肥にブドウ糖を加えて与えると良いと聞き、ブドウ糖入りの液肥の施肥を行っていたが、溶けにくいブドウ糖のかたまりを溶かすことが面倒くさくなり、置き肥えのようにブドウ糖のかたまりを株間に撒き、その上に液肥を散布していたがすぐにアリがブドウ糖のかたまりを運びだし省いてはいけない手間があることを実感。
 作業は地上部に顔を出してからの液肥と害虫防除、地上部が枯れた後はバーク堆肥を薄く敷き詰める程度。実生で増えることを期待して花がらは摘まずにそのままにしている。

カタクリの芽吹き

カタクリのつぼみ

カタクリの花

カタクリの花

カタクリの実生

カタクリ(H-2)

2016年1月23日土曜日

クレマティス アルマンディー

和名(流通名):クレマチス アルマンディー

学名:Clematis armandii Franch.

科名:キンポウゲ科(新エングラー、APGⅢ)

観賞期:春(4月)

園内植栽場所:秋のゾーン(H-5)、春のゾーン(C-5)

中国が原産の常緑のつる性植物。4月頃に開花する。

<担当者雑感>
 当園で植栽している10年を超える大株は近くのナンキンハゼにつるを伸ばし春になると一面に白い花を咲かせ、とても印象に残る風景を作ってくれる。
 管理は枯れたつるや落ち葉の掃除、施肥程度でこれといって剪定などは行っていない。挿し木で増やせるものの、やや難しい。

クレマチス アルマンディーの花

つるがナンキンハゼに絡んでいる様子
クレマチス アルマンディー(H-5,C-5)



2016年1月18日月曜日

フクジュソウ

和名:フクジュソウ

学名:Adonis amurensis Regel et Radde

科名:キンポウゲ科(新エングラー、APGⅢ)

観賞期:早春

園内植栽場所:秋のゾーン(H-3)

東部シベリア、中国北部、朝鮮半島、日本に分布する多年草。2月頃に開花し、夏に地上部が枯れて休眠する。

<担当者雑感>
 冬から春にかけて日がよく当たり、夏は木陰になる落葉樹の下に植栽した。平らな所に植えた場合では数年で枯死したので、水はけの良いであろう緩やかな斜面に新たに植栽した。このまま増えてくれるか経過観察中。


フクジュソウ(花)


フクジュソウ(H-3)

2015年11月14日土曜日

ウメモドキ

和名:ウメモドキ

別名:オオバウメモドキ

学名:Ilex serrata Thunb.

科名:モチノキ科(新エングラー、APGⅢ)

観賞期:秋から冬(果実)

園内植栽場所:秋のゾーン(H-2,G-3)

雌雄異株の落葉低木。5~6月頃に開花し、果実は9月頃より赤く色づく。


<担当者雑感>
 落葉後も果実が残るようではあるが当園では野鳥が食べてしまいあまり残らない年が多い。
ウメモドキの果実


ウメモドキ(H-2,G-3)